イランの首都テヘランで行われている国際観光フェアへトルコの観光業者が多数参加した。同フェアのためテヘランを訪問したフセイン・ヤイマン文化観光副大臣は、トルコの観光ブースをひとつひとつ視察しながら、イラン人の訪問者と個別に話し合った。
6日に開会した第10回テヘラン国際観光フェアには、トルコからの多数の参加が強い印象を与えた。同フェアのためイランに滞在したフセイン・ヤイマン文化観光副大臣は、イズミル、コンヤ、トラブゾン、クシャダシュやその他のトルコの観光ブースをまわりながら、観光業者と長い時間談笑した。
■イラン人へ厄除けビーズを贈る
ヤイマン副大臣はイラン人の訪問者を一人一人対応しながら、かれらにトルコのデザートやロクムを提供してトルコへと誘った。ヤイマン副大臣が何人かのイラン人へ(トルコの伝統的)厄除けビーズをかけてあげたことは注目された。
同フェア会場にイランのゼヒラ・アフマディプル副大統領とルザー・サーリフ文化指導大臣と会したヤイマン副大臣はイラン国会へ向かい、イラン・トルコ国会議員友好連盟のアフマド・アリー・ルザー・ベイギ会長とも会談した。
ヤイマン副大臣はベイギ会長との会談で、トルコチャーター便においてイランに起因する問題の解決を要求した。
■旅行者数はまだ十分ではない
ヤイマン副大臣は今回のイラン訪問に関連するトルコ報道機関への声明は以下のとおりである。
「イランは私たちにとってたいへん重要な国です。イランからトルコへ160万人の旅行者が来ているのです。しかし、これは十分ではありません。文化、観光、芸術分野は、政治とは別のものであり、政治の上位に位置する分野と考えています。この件で日々休むことなく働き続けています。大統領が、先週、観光業者の集まりで、我々に提示した世界で最も観光客が訪れる三番目の国という目標はもっともなものです。われわれはこの目標を受け入れ、省として、どうか、この目標に達するために昼夜働いています。」
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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:42124 )