チャナッカレ、余震続く
2017年02月08日付 Cumhuriyet 紙


チャナッカレ県知事府は、3日間震度5程度の揺れを感じた都市で地震の影響を受けているアイヴァジュク郡下17の村での深刻な被害状況を明らかにした。被害状況確認作業の結果、深刻な被害を受けた290戸を含む506の住宅が損傷を受けたことが分かった。復旧のため、被害確認作業が開始され、土曜日までに終了するよう計画されたと発表した。

チャナッカレ県知事府の発表は、2月6日に発生した地震後、アイヴァジュク郡知事府、県軍警察司令部、AFAD(首相府災害危機管理庁)県局、県保健局、赤新月、環境都市県局、県家族社会政策局、ウルダー電力供給県局、県特別行政体を筆頭に、関連するすべての組織が現地に赴き、県庁の調整で支援活動を開始したことに触れた。

地震発生の翌日、アイヴァジュク郡に属するユカルキョイなどの計17の居住地で住宅290が大損傷、216が軽損傷、温泉一軒が大損傷、モスク2箇所が大損傷、納屋40棟が大損傷を受けたことを確認する中、復旧活動が続けられるとされた。予備的被害確認作業が終了した101の住宅で確認作業が終了する中、2月11日土曜日までに作業を完了させる予定だと述べた。 地震により負傷した8人のうち7人は退院し、残りの1人は依然治療が続いているが命に別状はないという。地震発生地区で救急車4台、国民医療救助隊2グループと国民医療救助隊緊急テント団1チームが待機しているとのこと。農業県局をあげて行なわれた調査では羊15頭、牛1頭が命を落としたとのことだ。

■AFADは被災地で活動を続けている

復旧活動の一環として、AFADと赤新月よりテント338つ、毛布1052枚、ベッド700台、ガスストーブ200台、電気ストーブ5台、家庭用キッチン セット200台が届けられ、配給された。相次ぐ余震に苦しむ被災者の要望に応えようと、AFAD局の対策としてAFADバルクシェヒル司令庫より送られた テント60張、1052枚の毛布、キャタリック式ストーブ200、携帯式ストーブ、ベッド300台、毛布480枚が被災地へ届けられたという。

AFADより仮設住宅200軒が被災地へ送られた。この仮設住宅のうち100をユカルキョイ、残り100をそれ以外の被災した村に送る計画だ。ユカルキョイのテント敷設場所に仮設住宅の大半が設置された。テント村の仮設住宅のインフラの準備と設置のためにトラック15台、シャベル6本、ブルドーザー2台、 グレーダー4台、クレーン車4台、台車2台が用意された。

■要望に応え支援金

家族社会政策省社会扶助総局は、被災者の逼迫した要望に応えるため、まず最初に105万トルコリラを援助した。支援金はアイヴァジュク郡知事府社会相互扶助援助財団の口座に入金された。この財団は急を要する物資を確認するため、3つのグループを形成した。

これらのグループは被災者と面会し、物的要望を確認する活動を続けている。要望を確認した離乳食、おむつ、子ども服などの配布を続けている。AFAD局は被災者たちの急を要する願いを叶えるためにまず最初に支援金50万TLをアイヴァジュク郡知事府に送金した。

■テント村を明るくし、電気配線工事を完了させた。

ウルダー電力供給株式会社はユカルキョイのテント村一帯の照明、電気配線工事を完了させた。またこの地区一帯の電力インフラを調査した。赤新月社は31の職員で食糧を提供した。AFAD局により、一台の国際輸送車両を筆頭に計14台の車で被災地に配置した。被災地の逼迫した要望に応えるため、198名の人員を手配した。環境都市局からは損傷確認に8人、AFADからは損傷調査に8人、捜索と救出に18人、技術管理に11人を充てた。ブルサ、サカルヤ、バルクシェヒルのAFADのグループが被災地に赴いている。保健省の救急車3台では11人、国民医療救助隊2隊の救急車では10人が救急活動をしている。25人からなる軍警察のチームも治安を守るために被災地に赴いている。家族社会政策県局より3人が、精神的支援を行うため被災者に面会している。チャナッカレ県特別行政体からは23グループが被災地で活動している。

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( 翻訳者:大嶽真梨子 )
( 記事ID:42127 )