ピラズィズ水産組合のハムディ・アルスラン組合長は、今年の黒海は近年で最もイワシの漁獲が悪い年だと述べた。
アルスラン組合長は、トルコ人漁師は少し前に大きな希望を抱いてジョージアへ漁に出たが、期待した成果を得られず、このひと月の間、トルコ国内の需要をまかなえるほどのイワシが獲れていないと話した。
■そこでも隠れている
アルスラン組合長は、トルコの領海内と同様、ジョージアでもイワシの群れが隠れていて出てこないとして、「トルコ沿岸と同じように、隣国でもイワシは消えてしまっていた。全く姿を表さなかった。こうなっては、トルコの漁師が望んだほどの魚が獲れなかった」と述べた。アルスラン組合長は、ほかの船も引き返せば、黒海でのイワシ漁の季節は終わるだろうと述べた。
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( 翻訳者:新井慧 )
( 記事ID:42147 )