殺人容疑者、車でキョフテ店に突入、けが人多数―ブルサ
2017年02月19日付 Hurriyet 紙


殺人罪によりブルサ県内で捜索されていたオカン・アクス容疑者が、銃で運転手を負傷させ強奪した車でレストランに突っ込んだ。この事故によりオルハン・アクス容疑者を含め10名が負傷。車の保有者も含め11名が病院で治療を受けた。負傷者のうち2名は重傷。車両がキョフテ・レストランに突っ込んだ恐怖の瞬間を監視カメラの記録が明らかにした。

事故は夜間、市街中心オスマンガーズィ郡アレムダル地区で発生した。昨日、オスマンガーズィ郡デミルタシュ地区では、ビュルブズ・キョムルさんが心臓を撃たれ殺害された状態で空き地で発見されていた。この殺害犯として捜索されていたオカン・アクス容疑者(30)が、近親者の挙式から帰宅途中のユスフ・アイさん (45)が運転する車の前に立ちふさがった。

アイさんを銃で撃ち3ヵ所を負傷させたアクス容疑者は「16 P 5828」ナンバーの車両を強奪し逃亡。同容疑者が運転していた車両はイスタンブル通りを高速で通りすぎた際にコントロールを失い、地元で有名なキョフテ・ レストランに突っ込んだ。この事故でオカン・アクス容疑者とレストラン内で食事をしていた2名が重傷。そのほかにも9名の客が負傷した。

殺人犯の銃により負傷した車保有者ユスフ・アイさんを含めると11名が負傷し、救急車で市内の病院に搬送され治療を受けた。

高等教育研究病院に搬送されたオカン・アクス容疑者は治療後、逮捕されるとされた。さらに監視カメラのおかげでこの事故の様子が詳細に明らかとなった。

監視カメラの映像では、22時55分、イスタンブル通りのレストランで客がテーブルに座っているところに小型商用車が高速で突っ込む様子が記録されていた。戦場と化したレストランでは客と業務中のウェイターが避難する中、車はテーブルをなぎ倒しながら柱に激突。スタッフも含め120名がいたとされるレストランで、車両が柱にぶつかったおかげで大惨事は食い止められた。

キョフテ・レストランは事故から24時間以内に修繕され、再び営業を再開している。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:42175 )