トルコの家族社会政策相ファトマ・ベトゥル・サヤン・カヤ大臣を応援しようと在ロッテルダム総領事館前に詰めかけたトルコ系住民をオランダ警察が厳しく取り締まった。
オランダ警察は、カヤ大臣とSPを現場から遠ざけた後、在ロッテルダムトルコ総領事館前に集まった数千人のトルコ系住民を武力でもって蹴散らした。
衝突の際には、オランダ政府の妨害行為に反対してカヤ大臣を応援しようとした地元トルコ系住民に向けて、TOMA車両から圧縮水がかけられた、警察犬も多数導入された。
トルコ系住民の数名が警察犬の攻撃を受けたほか、衝突時の騒乱で意識を失い倒れたデモ参加者もみられた。またこの衝突には騎馬隊も参加しており、トルコ系新聞記者を含めたメディア関係者も保安部隊から肉体的な攻撃を受けた。衝突後、警察は市民の大半を現場から遠ざける必要性に駆られた。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:42286 )