イタリアのサントメンナ市長、国外追放?
2017年03月18日付 Cumhuriyet 紙
イタリア南部、サレルーノ県に属するサントメンナ市のマッシミリアーノ・ボザ市長は、イスタンブルで拘留された後、「安全性」を確保するため国外追放されたことが発表された。
イタリアの報道で取り上げられた情報によれば、マッシミリアーノ・ボザ市長が、「ナポリはアイン=アル・アラブのために」という名前の委員会のメンバーとしてディヤルバクルに行ったことについて、到着したイスタンブルのアタテュルク国際空港で拘留された。
アイン=アル・アラブを支援をするために設立されたとされる委員会のメンバーが、ノールウズのお祝いの関係で、国際的な監視者という立場でHDPの政治家の招待者としてトルコに行っていたことが明らかになった。
一晩拘留された後、諸手続きを完了させたのちに18日(金)に国外追放され、ローマに送られた市長は、イタリアの報道機関に会見を行った。
マッシミリアーノ・ボザ氏は、「イスタンブル空港で昨夜拘留された。そして「安全性」を確保するため国外追放された。」と話した。
心臓外科医であり、イスラム国(IS)によって解放されたあとにアイン=アル・アラブにある病院で短期間働いていたボザ氏は、「一晩に渡って理由もなく拘留され尋問された。イタリア総領事館に電話をすることすら許されなかった。その間、イタリア外務省も折衝を始めていた」と述べた。
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( 翻訳者:佐藤彩乃 )
( 記事ID:42314 )