キルギスから家政婦業でトルコへ出稼ぎ女性、売春マフィアの手に落ちる
2017年04月10日付 Hurriyet 紙


トルコへベビーシッター業をするためにやってきたキルギス人のマリカ・Nさんは、売春マフィアの手に落ちた。ある友人の助言によりアンタルヤで仕事を見つけるため、ひとりの男に連絡を取った。彼は、これまでのところ売春マフィアの手に落ちたことに気づいていないこの若い女性をまずある(売春)請負業者に引き合わせた。売春の要求に抵抗したマリカさんは、車内で死ぬほど殴られた。頭を繰り返し鉄の棒で殴られた彼女は、コルクテリ幹線道路の道端に投げ捨てられた。

家政婦業をするためにトルコにやってきたキルギス人のマリカ・Nさんは売春マフィアの手に落ちた。抵抗したマリカさんは、頭を何度も鉄の棒で殴られ、道端に投げ捨てられた。

シッター業を目的に昨年12月にトルコへやってきた22歳のキルギス人、マリカ・Nさんは、ある友人の助言によりアンタルヤで彼女に仕事を見つけてくれるというひとりの男と連絡を取った。彼は、これまでのところ売春マフィアの手に落ちたことに気付いていないこの若い女性をまずある(売春)請負業者に引き合わせた。

ハベルチュルク紙のファトマヌル・ボイル記者の報道によれば、請負業者の売春要求に抵抗したマリカさんは、車内で死ぬほど殴られた。頭を何度も鉄の棒で殴られたマリカさんは、コルクテリ幹線道路の道端に投げ捨てられた。その道の通行人によって発見されたマリカさんは、軍警察によってアクデニズ大学病院へ搬送された。

■SNSで母親が見つかった

身分証を所持してなかったマリカさんの身元は、ソーシャルメディア上でのやり取りで明らかとなった。

マリカさんに対し、アンタルヤ支援と連帯プラットフォームとウメイ連帯・支援協会が手をあげた。マリカさんの3回の脳手術と4回の整形手術による病院滞在費については、トルコの慈善家が対応した。また、マリカさんのソーシャルメディアを通じて見つかった母親のアディラ・Nさんをトルコへ連れてきた。マリカさんは58日後に退院したが、いまも理学療法と心理治療を受けている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:42460 )