革命最高指導者「積極的で敬虔、革命的、かつ効率的なマネジメントこそ困難の打開策」(4)
2017年03月21日付 Jam-e Jam 紙

 イスラーム革命最高指導者は「失業問題、なかでも高い教育を受けた若者の失業」および「国民、特に貧困層の生活問題」が、経済の分野における2つの根本的な問題だとした上で、「国民は生活の面で困難に直面している。そして生活の面での困難は社会的・文化的悪影響をもたらしている。敵もまさにこの問題に、自らの力を集中させているのである〔‥‥〕」と指摘した。

 同師は、95年〔※西暦2016年3月20日~2017年3月20日〕に抵抗経済の分野で〔政府の〕責任者らが講じた政策に謝意を示しつつ、次のように付け加えた。

政府は95年の初頭〔=2016年4〜5月頃〕、中小の製造業者に対する支援を自らの課題として位置づけ、15兆トマーン〔※約5千億円〕の予算を割り当てて、工場2万ヵ所を景気停滞から救い出す決定を下した。この政策は、遅きに失した感もあるが、実行に移されたことは事実である。しかし重要なのは、政策が好ましい結果を生みだすよう、それを監督し、継続することなのだ。

 イスラーム革命最高指導者はさらに、

フィールド調査が示すところでは、中小の製造業者を景気低迷から救い出すために政府が採った政策には、一定の進展があったことは事実である。しかしそのために費やした費用に見合ったものではなかった。

 と指摘した。

つづく


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( 翻訳者:NBYR )
( 記事ID:42503 )