革命最高指導者「積極的で敬虔、革命的、かつ効率的なマネジメントこそ困難の打開策」(6)
2017年03月21日付 Jam-e Jam 紙
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、生産を活性化させるために必要な三つ目の前提条件として、最先端機器の存在について触れ、次のように述べた。
われわれには生産を活性化させるための近代的な機器がない、などと言う者が一部にいる。しかし、私は敢えて言う。ウラン濃縮率を短期間のうちに3.5%から20%に引き上げることに成功し、偉大なる仕事を成し遂げた、あの若きイラン人科学者たち、あるいはまた、国際的な制裁にもかかわらず、防衛装備やミサイルの製造で驚くべき仕事を成し遂げ、シオニストの敵を驚きと称賛へといざなったあの若きイラン人科学者たち。彼らなら必ず、〔国内〕生産〔力の向上〕のための最先端機器の製造に向けて歩み出すことができるだろう、と。
〔‥‥〕
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は、「輸出と輸出先の拡大」も国内生産を活性化させるためのもう一つの必要条件だとした上で、次のように述べた。
我が国の輸出に関して出された報告書によると、我が国の輸出は数ヵ国に限られている。これは抵抗経済政策に反する状況である。この問題の解決には〔政府の〕責任者たち、特に外交部門の責任者たちの積極的な対応が必要だ。
〔‥‥〕
「無節操な輸入や密輸を防ぐこと」が、イスラーム革命最高指導者が国内生産強化のために挙げた7つ目の必要条件である。同師は、次のように強調した。「国内で十分に生産されている商品を輸入することは、聖法上も法律上もハラーム(禁止)であると見なされねばならない」。
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は食料品や衣類、家具、文房具など、国内で生産されている消費財の輸入は、これらの商品を製造・販売している外国業者に対する「恥以外のなにものでもない」とした上で、「一部の必需品については、確かに国内で生産されてはいないが、しかし生産能力はある。それゆえ、障碍を取り除き、それらを生産することで、輸入を阻止すべきだ」と訴えた。
つづく
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( 翻訳者:KBYS )
( 記事ID:42505 )