革命最高指導者「積極的で敬虔、革命的、かつ効率的なマネジメントこそ困難の打開策」(7)
2017年03月21日付 Jam-e Jam 紙
革命最高指導者は、国内への商品密輸に関して高い数値が指摘されていることに触れ、〔国の経済に〕極めて破壊的な影響を及ぼすこれらの現象に対し、毅然とした根本的対応を取ることが、密輸団との闘いを左右するとし、「密輸品は主に、正規のルートや〔貿易〕自由特区を通って国内に流入している」と付け加えた。
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は密輸との闘いが曲解され、零細の商店主や、〔国境間の〕商品の移動によって質素な暮らしを維持している一部の国境地帯の住民たちに対して、取り締まりが行われていることを批判し、「密輸との闘いで意図しているのはこうしたケースではない。そうではなく、密輸団の取り締まりが必要なのだ」と付け加えた。
革命最高指導者はまた、自身の演説の別の箇所で、大統領選挙ならびに地方議会選挙の重要性について指摘し、「イスラーム体制では、選挙は宗教的民主主義を支える2つの柱の1つである。これは世界におけるイラン国民の誇りの元なのだ」と強調した。
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同師は、選挙では法律にそのまま従って行動することが必要だと強調し、国民の投票結果がどうであれ、それは信頼すべき合法なものであるとした上で、次のように付け加えた。
小生は選挙に一切介入しないし、国民は誰に投票すべきで、誰に投票すべきではない、などというようなことを言ったりもしない。しかし、国民の票に刃向かい、迷惑行為を働いて、国民の票を台無しにしようなどと思う者が現れるならば、私は介入し、そうした者たちに立ちはだかることになろう。
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下は1376年〔※西暦1997年〕、84年〔※西暦2005年〕、88年〔※西暦2009年〕、および92年〔※西暦2013年〕の選挙で、一部の者が国民の票を台無しにしようと画策したことに触れ、次のように付け加えた。
一部の者が街頭に繰り出して、選挙結果を混乱させんとする自らの企てを露わにした88年〔※西暦2009年〕を除き、それ以外の年では、国民の票を台無しにしようと画策する者が一部に現れたものの、小生がそれを阻止した。そして私は、選挙結果がいかなるものであろうと、それは実現されねばならないと強調したのである。
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同師は自身の演説の最後で、「イラン国民はすばらしい選挙を実施することで、再び誇り高く前進することだろう。国民の敵どもはこれまでと同様、いかなる過ちも犯すことはできない」と強調した。
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( 翻訳者:YM )
( 記事ID:42506 )