極左DHKP-C捜査、18才女性「テロリスト」射殺
2017年05月06日付 Hurriyet 紙
イスタンブル、キュチュクチェクメジェで「対テロ課」所属チームが革命家人民解放党戦線(DHKP-C)に向けて行った捜査で、警察と交戦したといわれる18歳のスラ・アバライが殺害された。捜査では更に他二人が拘留された。アバライの遺体は解剖のため、法医学協会に送られた。
警察は、昨年12月検察官エヴリヤ・チャルシュカンと二人の護衛警官が乗った車に向けた発砲に関する捜査で、指名手配中のDHKP-Cメンバー、スラ・アバライの居場所を特定した。
キュチュクチェクメジェのイェシロバ区タンセル大通りテルジ通りにある建物に、イスタンブル「対テロ課」所属チームは、5月6日夜、DHKP-Cを向けた捜査を実行した。捜査では警察と交戦したスラ・アバライが殺害されたという。また他二人が拘留された。
事件現場には多くの警察や医療チームが派遣された。警察は、その区域を安全警戒線で覆った。衝突が起きた区域には、歩行者も車両も通さなかった。事件現場調査チームと共和国検察官の、遺体事件現場での捜査は5時に完了した。
■DHKP-Cテロリスト スラ・アバライ
アバライの遺体は、装甲車両同伴で、解剖のためにイェニボスナにある法医学協会へ搬送された。一方で、遺体が搬送されてくる前に、法医学協会の前には警備対策が取られる一方、一台の社会対策車両TOMAも待機しているのが目撃された。
捜査で拘留された2人の容疑者は、ハセキ教育研究病院で健康診断を受けた。2人の容疑者はその後、「対テロ課」に連れていかれた。事件に関する捜査が行われている。
自動車専用道幹線道路スルタンガジ地点で、2016年12月7日、検察官エヴリヤ・チャルシュカンの公用車に発砲が行われた。チャルシュカン検事とともに車内にいた二人の護衛警官は、襲撃により負傷せず救出された。発砲事件に関して、拘留された3人の容疑者は逮捕され、事件に関わったとされたスラ・アラバイを捕まえるため、捜査が開始されていた。
■捜査が行われたマンションに15日前に引っ越し
捜査が実行されたマンションの扉は封印され閉められた。建物の住民は捜査の間、事態の模様を語った。同じマンションに住むアイリン・トゥランは、夜、激しい銃声が聞こえ、このせいで怯え、その後に事件の詳細をニュースで知ったと話した。もう一人の建物の住民は、捜査が行われた部屋の住民は約15日前に引っ越してきたが、当人達を知らず、事件前に見てもいないと述べた。
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( 翻訳者:川田知果 )
( 記事ID:42619 )