NATOサミットのためブリュッセルに滞在しているエルドアン大統領は、NATO本部ビルでドイツのメルケル首相と会談を行った。
レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領は、「NATO国家・政府首脳会合」のために訪れているブリュッセルで外交折衝を続けている。
エルドアン大統領は、NATO本部ビルでドイツのメルケル首相と予定されていた会談を行った。
■議題はインジルリクとFETÖ
エルドアン・メルケル両氏は、最近のシリア情勢に加えて、ドイツがフェトフッラー・テロ組織(FETÖ)に属するテロリストを引き渡さず匿っていること、ドイツの国会議員に訪問許可が与えられていないインジルリク基地の問題について互いの見解を交換したという。非公開で行われた会談は約30分続いた。
■メルケル氏はインジルリクの許可を求める
会談では、メルケル首相がインジルリク基地にドイツの国会議員を受け入れるよう望んでいることが伝えられた。
■「我々はデニズ・ユジェルの解放を望んでいる」
またドイツ首相府から会談に関して公開された発表では、「首相は、監禁中のドイツ国民について法治国家に相応しい処置が行われるよう口にし、特にデニズ・ユジェル記者の解放を求めた」と明かされた。
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( 翻訳者:山村 弥 )
( 記事ID:42720 )