プールで感電事故、子供3人含む5人死亡―サカリヤ
2017年06月23日付 Cumhuriyet 紙
サカリヤ県アクヤズ郡にあるプールで泳いでいた3人の子供が感電した。プールのオーナーであるメフメト・カヤさんとその息子のケーディル・カヤさんも子供を助けようと水に飛び込んだ。重症を負った5人は救急隊によって治療されたが、助からなかった。この件で、一人が逮捕された。
サカリヤ県アクヤズ郡にあるアクア・パークで漏電がおこり、プールで泳いでいた3人と、彼らを助けようとした2人が感電して亡くなった。事件のあと、プールのそばで電線が特定された。軍警察の現時点での調査によると、本事業所では盗電をしていたわけでないことが判明している。
■救助に飛び込んだ
プールで泳いでいたギョカイ・ユルドゥルム・ゲンチ君(13)、ヌルッラー・ウンリュチュルク君(15)、メルチ・ルクチ君(17)が感電した。事業主であるメフメト・カヤさん(58)とその息子のケーディル・カヤさん)30)も、感電した子供を助けようとプールに飛び込んだ。彼らが感電するのをみて、担当者が電源を切った。
■2人は、ぎりぎりで助かった
一方、プールの傍で、金属製の手すりにつかまっていた2人は、電気を感じ、飛びのいて助かった。重症を負った5人は、事件現場に呼ばれた救急隊によって初期治療ののち、アクヤズ国立病院に運ばれた。心肺停止の状況の5人の心臓マッサージが行われたが、息を吹き返すことはなかった。
■電線がむりだし
プールをその周辺で軍警察がおこなった捜査で、改修が行われたプール周辺にケーブルが放置されているのがみつかった。現時点の調査では、こららのケーブルの1本が水に触れ、その結果悲劇が起きたとみられている。この事業所で盗電はなかったことがわかった。
■叔父のプール
なくなったメルチ・ルクチ君が、友達のギョカイ・ユルドゥルム・ゲンチ君とヌルッラー・ウンリュチュルク君をさそって、叔父であるメフメト・カヤさんが運営するプールにやってきていたことがわかった。
プールに最初に入ったユルドゥルム・ゲンチ君が感電し、友人のクルチ君やウンリュチュルク君、さらにメフメト・カヤさんやその息子カーディル・カヤさんが救助のために水に飛び込み、次々に感電したとみられている。軍警察の取り調べを受けたザフェル・ケリム氏は、足を水につけたら電気を感じたので、飛びのき、急いで電気をとめたと述べた。
ハサン・アクジャン・アクヤズ市長は、事件のおきたアクア・パークが2012に「プールおよび娯楽施設」として認可をうけ、バイラム後に今年の開業をするために準備をしていたと述べた。電気工事を担当していた1人が拘束された。
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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:42865 )