シリア人妊婦暴行殺人事件、涙の葬儀
2017年07月08日付 Hurriyet 紙


暴行の上殺害されたシリア人の妊婦と赤ん坊の葬儀を宗教長官メフメト・ギョルメズが取り仕切った。葬儀でギョルメズ氏は涙をこらえることが出来なかった。

サカルヤ県カイナルジャ市でレイプされた後頭部を石で殴られ殺害されたシリア人妊婦と10か月の赤ん坊はアダパザル市オルハン・ジャーミーで行われた葬儀の後、シリアのイドリブ県に移送された。涙の葬儀にファトマ・ベトゥル・サヤン・カヤ家族社会政策大臣、AKP広報担当官マヒル・ウナルも参列した。

カイナルジャ市ビルリキ街区で妊娠9か月のエマニ・アル・ラームン(20)と10か月の赤ん坊ハラフ・アル・ラームンは、ビルオル・カラジャルとジェマル・ベイにより誘拐の上レイプされた。その後頭部を石で殴られ殺害された。二名の遺体は、イスタンブル法医学研究所で行われた死体解剖の後、昨夜サカルヤに移送された。若い女性と10か月の赤ん坊のためにアダパザー・オルハン・ジャーミーでズフル
(昼)の祈りの後葬儀が行われた。宗教省長官メフメト・ギョルメズ博士が取り仕切った葬儀の前後、何百人もの国民がシュプレヒコールを叫んだ。死亡した女性の夫ハリド・アル・ラームンと近親者は立っていることが出来なかった。

葬儀にはファトマ・ベトゥル・サヤン・カヤ家族社会政策大臣、AKP広報担当官マヒル・ウナル氏、アブドゥッラーヒム・ボイヌカルン、サカルヤ県イルファン・バルカンオール、サカルヤ県知事ゼキ・トチオール氏、市長らやNGO代表が参加した。

妊娠9か月だったエマニ・アル・ラームン(20)と10か月の赤ん坊ハラフ・アル・ラームンの遺体は、葬儀の後シリアのイルディブ県に移送されるためイスタンブル・サビハ・ギョクチェン空港に送られた。

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( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:42941 )