クルド系労働者と住民対立ーキュタヒヤ
2017年08月18日付 Hurriyet 紙


キュタヒア県アルトゥンタシュ郡で、ダム建設のためにやってきた東南アナトリア県出身の複数の労働者がクルド労働者党(以下、PKK)の宣伝を行った疑いで、騒ぎが起きた。

アルトゥンタシュの町の、ある家に宿泊している東南アナトリア出身の労働者が、車内からテロ組織の宣伝を行い、トルコ共和国に敵対する発言をしたとされている。

■町の住民は広場に集まった

このことを聞いた町の住民の1グループは、当該の労働者が滞在するドルトヨル広場にある建物前に集結した。緊張が発生したことでキュタヒヤ中心部からアルトゥンタシュ郡に多数の警官や郡警察のチームが出動する事態となった。

■郡長、県警察署長がやってきた

緊張が広がり、アルトゥンタシュ郡長のムサ・カズム・チェリキ氏、キュタヒヤ県警察署長のハサン・チェヴィキ氏も事件現場にやってきた。アルトゥンタシュ郡住民は、同郡でテロ組織の支持者は不要であると述べた。民衆を鎮めるべく活動する県警察署長のチェヴィキ氏は、容疑者は拘束されており、国が必要な対応をとると述べ、集まった群衆が解散するよう望んだ。これを受け、群衆は解散した。

■拘束された

拘束された容疑者2名は、キュタヒア県警察に身柄を移された。

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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:43262 )