テヘラン市のアリー・アスガル・ナーセルバフト治安警備担当副市長は、ハサン・ロウハーニー大統領を侮辱した者の身元特定について、それほど困難な作業ではないと指摘しつつ、「彼らは約25名からなり、現在身元特定調査中である」と明かした。
タスニーム通信によると、ナーセルバフト副市長は、プーヤー記者クラブにおいて社会部記者らとの会見に応じ、ゴドゥス(クドゥスQuds)の日[訳注:ラマザーン月最後の金曜日]に大統領を侮辱した者に関する事件調査の詳細について、「ゴドゥスの日の事件後、テヘラン地方裁判所の見方は、現行犯である故、速やかに犯人の身元特定を行うよう情報省と警察に指令を出したというものであった」と述べた。
また「テヘラン州公安委員会の見解も、侮辱した犯人の身元を特定して公表し、彼らに対して法的処罰を与えるというものだ」と続けた。
副市長は、犯人の身元特定と逮捕について、次のように語った。「この事件は偶発的に起こったとも考えられるが、捜査及び犯人の身元特定と公表の手続きについては、司法機関が関係機関に対し厳正に対処させている。」
ナーセルバフト副市長の言によれば、ゴドゥスの日にロウハーニー大統領に侮辱の言を発した者の人数は約25名であり、司法当局、情報省、警察、シークレットサービスを始めとする全関係機関が身元特定及び法的措置に総力を挙げている。
彼は「現在、関係機関は証拠や文書を入手しており、このような人物の身元特定は困難な作業ではない」と説明した。
同副市長は、「全ての機関と責任者は、[神聖な]ゴドゥスの日に行われた見苦しい行為に対して法的処罰を実施する意向である。司法当局も厳正に十分な取り調べを行った後、本件の報告を行う予定である」と述べた。
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( 翻訳者:SK )
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