■エジプト:好調な経済指標を達成
【カイロ:本紙】
6月に終了した2016‐2017会計年度の第4四半期において、エジプトのGDPが4.9%上昇した。財務省が発行した白書によると、この割合は、前年度の同期間に記録された数値よりも2.3%高い。
また、同報告書は、2016‐2017会計年度の最初の9か月間の予算赤字が、前年度の同期間の11.5%(対GDP比)から9.5%に減少したと報じた。さらに、海外からの直接投資(FDI)は2015‐2016会計年度と比較して27.5%増加し、7月には外貨準備高は360億ドルに増加した。
世界のリサーチ企業は、FDIの増加による貿易収支赤字の減少に加え、2017‐2018会計年度のGDP成長率は4.5%に達すると予測していた。
「ムーディーズ」は、エジプトが将来的に安定するとの見通しを立てて、格付けをB3で維持した。この格付けは、エジプトの信用リスクの状況と合致しているという。
「PHAROS投資銀行」のレポートは、7月に始まった2017‐2018会計年度第1四半期でエジプトの経済指数が持続的に改善していくと推測した。このレポートに先立って、前会計年度の第4期においてエジプトの経済指数が段階的に改善したと各種レポートが示唆している。
(後略)
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( 翻訳者:野村和 )
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