アール県ドウバヤズト郡で治安部隊とPKKのテロリストの間で起こった衝突で、殉職者の数は4人に達した。
ハッキャーリ県シェムディンリ郡のデレジキに軍事作戦を行った治安警備隊に、PKKテロリストの一団によって発砲が行われた。この衝突で、第1報によると警備隊員1人が殉職、1人が負傷した。
事件は、シェムディンリ郡中心部から約70kmの距離にあるデレジキで正午ごろ起こった。イラク国境で軍事作戦に向かっていた警備隊に、PKKテロリストの一団によって発砲が行われた。最初の発砲で治安警備隊員のイスラム・イレズ氏が犠牲となり、1人が負傷した。負傷した隊員はヘリコプターでユクセコヴァ国立病院に搬送され、逃走したテロリストの逮捕のためこの地域で空からも援護を受けて軍事作戦が開始された。
■殉職者の数は4人に
アール県ドウバヤズト郡ギュンギョレン村近郊で、治安部隊とPKKのテロリストの間で衝突が起こり、兵士1人と治安警備隊員1人がさらに殉職し、治安部隊の6人が負傷したことが明らかにされた。負傷者はヘリコプターで衝突の起こった地域からドウバヤズト国立病院に搬送された。負傷者は治療を受け、状態は良好だという。
このように、今日同じ地域で起こった衝突で兵士2人、治安警備隊員2人、治安部隊員2人が犠牲となり、治安部隊員8人が負傷した。
■10人近くのテロリストを殺害
この衝突で、10人近くのテロリストが無力化され、多くの武器と弾薬が押収されたと発表された。この地域で続けられている軍事作戦は続行中だという。
■アフヨンカラヒサルに殉職者の火が落ちた
アール県ドウバヤズト郡でPKKのテロリストとの間で発生した衝突で犠牲となった27歳のラマザン・バーラン上級軍曹のアフヨンカラヒサル県スィナンパシャ郡に住む家族に訃報が伝えられた。
ラマザン・バーラン上級軍曹が殉職したとの報を、スィナンパシャ郡クルカに住む家族に伝えたのは、スィナンパシャ郡のケレム・チュケル副郡知事、トルコ戦争犠牲者・戦士・殉職者・寡婦・孤児協会アフヨンカラヒサル支部イスマイル・クマルタシュル支部長、そして軍の上官だった。辛い報せを受け父親のイスマイルさんと母親のヒュスナ・バーランさんは泣き崩れた。結婚して1人の娘を持つ父親であるラマザン・バーラン氏の実家は、弔問に来た近親者と近隣の人々で溢れた。殉職者の実家と実家のある通りにはトルコ国旗が掲げられた。殉職者の近親者は涙にくれ、医療班も家に待機した。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:43486 )