ムーラ県、PKKテロリスト海路侵入事件の背景明らかに
2017年10月14日付 Milliyet 紙


シリアのラタキア港からPKKのテロリストを運んできた船の船長が自白した。オッサーマ・Jという名のシリア人船長は、シリアの諜報機関アル・ムハバラートとの関係を語った。オッサーマの自白によると、シリア諜報機関は、以前にテロリストグループをトルコに連れて行き、しかしトルコに入国させられずに戻ってきた船の船長から26万ドルの罰金を取り、その後、殺した、という。

調査によれと、9月25日、セイディケメル軍警察官、警察官および湾岸警備隊は、漁船が岸に人を下したことを発見した。行われた捜査の結果、船長のオサム・Jと船員モニール・D、アフメト・A、ムハメド・Rが逮捕された。船長のオサマ・Jは自白し、全てを語った。

「トルコには2017年8月26日より前にアミールという名前のシリア人船長の『シャーム』という名前の船で来た。湾岸警備隊のボードを発見し、パニックを起こして持ってきていた武器や装備、食糧バッグを海に捨て、それからラタキア港に船を戻した。ラタキア港へ戻った船長のアミールに対し、シリアの諜報機関アル・ムハーバラートは26万ドルの罰金をとり、その後殺したと聞いた。アミールの後、私がこの船長の仕事を始めた。トルコには6回海路で来た。私が操縦した『サント』という名の船はシリアの諜報機関のアル・ムハーバラートのジャフェル・Fという名の人物が調達してきた。(PKKの)組織のメンバーが、シリアのラタキア港から船で港から出航する際には、シリアまたはアメリカの旗を掲げた。ラタキア港から12海里ほど離れた後、コンゴ共和国の旗を掲げた。トルコ領海に接近した際にはトルコの旗を掲げた。」

殺害、または逮捕されたテロリストが身に付けていたものからは、標的領域に関する情報も得られた。捜査によると、ムーラ県セイディクメル市で逮捕されたガバル・Kという名の組織メンバーとキョイジェイズ市で死体が発見されたザリト・Kという名の組織メンバーから発見されたタブレットの中には、OFFLINE MAPSというプログラムの中に地点がマークされていた。場所が示されていた地点は、警察署、県庁、政府庁舎、軍事施設、AKPの組織の建物であった。殺害されたテロリストと一緒に押収された武器や弾薬の中に2.5キロのプラスチック爆弾も含まれていた。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:43566 )