レバノン:富士通、BBACの技術レベルを向上
2017年10月15日付 al-Hayat 紙

レバノン:富士通、BBACの技術レベルを向上

富士通はレバノン・アラブ諸国銀行(BBAC)が実施するデジタル化への取り組みを支援すべく、同銀行と協定を結んだ。業務を加速させ、サービスの完全停止状態を解消することが狙いだ。これにより取引が簡素化され、デジタル・エクスペリエンスが向上、結果として顧客満足度が向上し、顧客からの信頼が得られる。

協定は双方による7年間の提携からなり、富士通が提供するサーバーならびにストレージ・ソルーション上で同銀行のすべてのアプリケーションが運営される。

富士通は、コンピューティル社とも提携を結んだ。同社は富士通のレバノンにおける認定企業パートナーであり、富士通製品の技術的知識を豊富に持っている。過去5年間にわたりBBACのインフラ支援を行っており、サービス品質保証の履行や実施において中心的役割を果たしてきた。また、富士通からの支援を受けデータ移行の業務も請け負っている。

デジタル化計画の一環として、BBACは富士通支援のもと、ソフトウェア・デファインド・データセンター(SDDC)への移行を開始する。移行はサービスが決して停止することのないように実施される。富士通は、双方の協働によって生み出され、BBACのニーズへの深い理解と銀行サービス業における確固たる知識に依拠する革新的な設計の採用をBBACに提案した。

(後略)

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( 翻訳者:中鉢夏輝 )
( 記事ID:43593 )