UAE:「エミレーツ工学」の研究室が「ISO」規格を獲得
2018年01月09日付 al-Hayat 紙
■「エミレーツ工学」の測定研究室が「ISO」認証を獲得
【ドバイ:本紙】
エミレーツ航空の工学部に属する測定研究室は、国際標準規格である「ISO17205」を獲得した。これにより、同基準を実現する地域レベルの同種航空産業の筆頭施設の一つとなり、初の電気標準規格も獲得した。
エミレーツ航空工学部のムハンマド・ジャアファル・ナースィル副部長は「良質さと精密さが、エミレーツ工学の最優先事項となっている。過去二年間、我々の作業工程がISO17025基準に沿うよう保証するため、厳重な措置をとってきた。我々は、今や力のある状況にある。これが、エミレーツの飛行機を整備する際、最高基準の品質を維持し、他の地域的・国際的な機関より優れたサービスの確保の機会を与えている。」と述べた。エミレーツ航空の測定研究室は、飛行機と部品の整備や測定で用いられている様々な用具や器具を管理している。2015年12月に欧州航空安全機関(EASA)は、航空機と部品の整備で使用される用具や器具に関する測定研究室が、2年以内に「ISO17025」の指導原則に従う必要があると強調した。この原則は、測定研究室が測定サービスや統一的で精密な検査を確保するために遵守する必要のある諸基準を詳細に定めている。
「エミレーツ工学」のチームは、2016年初めからこの重要なプロジェクトに携わっている。測定研究所の業務遂行が、国際規格ISOの許容する範囲内となることを保証するため、施設や訓練、必要な措置や規範を確保することを目的としている。内部での厳格な精査を行った後、2017年末にドバイ認証センターからエミレーツ工学の測定が成功裏に認証された。
(後略)
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( 翻訳者:片居木周平 )
( 記事ID:44162 )