アンカラ税務署で爆発ー事故か事件か?
2018年02月02日付 Cumhuriyet 紙


アンカラのアナトリア管区税務署で、高圧の天然ガスによる大規模な爆発が起きた。爆発による死者はなく、3名の軽傷者がでた。アンカラ県知事のトパジャ氏は「故意の事件の可能性が高い」と述べた。

アンカラ・チュクルアンバルのアナトリア管区税務署で高圧の天然ガスによる大爆発が起きた。午後8時ごろに爆発が起き、事件現場に何台もの救急車と消防車が駆けつけた。
この爆発による死者はなく、3名が軽傷を負った。また爆発による税務署の被害は甚大だ。爆発音はアンカラ中に響き渡ったとされている。事件現場での検証後、アンカラ県知事のエルジャン・トプジャン氏は会見で「故意の事件の可能性が高い」と述べた。

■アンカラ県知事の会見

アンカラのエルジャン・トパジャ県知事は「税務署のボイラー室で爆発が起きた」と述べ、室内には誰もいなかったと報告した。現場の検証に立ち会ったエルジャン・トパジャ県知事は2回目の会見で「税務署のボイラー室で爆発が起きた」と述べた。また爆発によって3名が軽傷を負い、爆発には故意の可能性があることを明らかにした。

■爆発の全貌は夜明けとともに明らかになった

アンカラ税務署庁のボイラー室で起きた爆発による被害の大きさは、日の出とともに明らかになった。爆発の原因に故意の可能性があるとして、警察は近辺の通行規制を行っている。
アンカラのチュクルアンバル地区にあるアンカラ税務署庁で起きた爆発は、税務署のほか周囲の建造物や車両を含む広範囲に被害をもたらした。午後8時ごろに起きた大爆発は市内各地でその爆発音が聞こえた。警察が非常線をひいた今事件では、民間人3名が軽傷を負った。大騒ぎとなったこの爆発による被害状況は、夜明けとともに明らかになった。

検証後、事件の原因は故意の可能性が高いということで大勢の警官が捜査に当たった。アンカラ税務署につながるすべての道で警察が検問し、周囲は通行規制が実施されている。引き続き警察による現場捜査が行われている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:44292 )