キプロス共和国閣僚会議(ルム(ギリシャ系)側)は地中海で進行中の天然ガス開発競争に関して、厳しい措置を講じる考えを示した。
閣僚会議は火曜日に開催された会議で、トルコとキプロスのトルコ側に対して一連の予防措置を取る構えを示した。
ルム側のポリティス紙によれば、北キプロスと南キプロスの間にある通行地点の閉鎖、北キプロス関係者への「キプロス共和国」のパスポートを取り消すというものである。
同紙は、国境を閉鎖し、パスポートを取り消す提案は「過度」なものとして評価しているが、「これらの提案は一部の当事者の反発を招いた」と評してもいる。
同紙は、会議の後トルコ側が非難したとし、ルム側のリーダー、アナスタシアディスが自身への圧力が高まると、この提案を最後の切り札として使用するだろう、と述べた。
明日のブリュッセルでの交渉前にアナスタシアディスが講じようと考えている措置は次の通り。
・安全保障理事会の招集
・EU関係機関への通報
・トルコ‐EU関税同盟促進のためのあらゆる交渉をルム側が全面凍結
・現在の状況が続く限り交渉の席に戻らない
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( 翻訳者:本岡篤也 )
( 記事ID:44408 )