◾️アラブ首長国連邦、税制度における登録の容易化を利用するよう企業に喚起
【アブダビ;シャフィーク・アサディー】
アラブ首長国連邦の連邦税務当局長官のハーリド・アリー・ブスターニー氏は、同局が付与した猶予期間を利用するよう呼び掛けた。取締役会が、前期に幾つかの事業者が適用を開始する準備ができていなかったことに配慮し、これに合意している。猶予期間という措置は、事業経営上の罰金を回避すべく、税制や納税手続きの継続的な順守をすることを事業者に促し、これを支援する協力と調整の一環で行われた。
連邦税務当局は、今年の4月末を期限とする付加価値税制度への登記に遅れたことで、一部の企業に対して発生した罰金を免除している。企業側が準備できていなかったことを考慮してのことだという。また同局は以下の旨明らかにした。「4月末までの付加価値税制度への登録手続きに遅れた事業者への免除は、登録の遅延によって発生する経営上の罰金の免除と関係する」。さらに同局は、この制度に登録した者に発生する税金は、今年の初頭にこの制度の適用が始まったことを考慮し、過去にさかのぼって全額支払われなければならないと指摘した。さらにブスターニー氏は、ビジネス部門は登記を急ぎ、最長を4月30日とする猶予期間に遅れないよう強調した。本制度で定められる罰金や罰則の発生を回避し、税制手続きの順守を達成するためだという。
後略
( 翻訳者:本間 梨紗子 )
( 記事ID:44471 )