「オリーブの枝作戦」(アフリーンで実行中の対クルド人作戦)が開始される前に撮られた集合写真に映るテロリストの女15名・男7名が、アフリーンでトルコ軍及び(反政府組織の)自由シリア軍によって殺害されたことが分かった。
オリーブの枝作戦の中で包囲下にあるアフリーン及び周辺地域では、テロリストの掃討作戦が継続している。トルコのサバフ紙のスルベルク・アルスラン記者の報道によると、オリーブの枝作戦開始前に撮影された写真に映る、PKK(クルド労働者党;非合法)及びクルド人民防衛隊(YPG)の女15名が殺害されたことが明らかになった。
■フェイスブックに写真
トルコ兵がテロリストを掃討し、トルコ国旗を掲げた、アアザーズ北方のバルサヤ山中にあるPKKとYPGのキャンプで押収された書類は、彼らが受けた損害を証明している。オリーブの枝作戦の開始前、2018年1月8日に撮影された写真は、「アフリーンの若い女性は、アフリーン防衛に準備万端」というコメントと共に、ツイッターとフェイスブックに掲載された。この写真に映る女テロリストたちは掃討作戦により死亡した。彼女らは、YPG女性部隊の指揮官により(シリア北部でトルコのヌサイビンに接する)カーミシュリーで2か月の訓練を受けた後、アフリーン郊外に派遣されていたことが分かった。
押収された別の写真に映る7名のテロリストの男も、アフリーン郊外で殺害された。7名のテロリストが一列に並び武器を持ってポースをとるこの写真は、シリア東部のデリゾールにあるキャンプにおいて訓練後に撮られたものという。
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( 翻訳者:章 由実 )
( 記事ID:44505 )