F16教育用軍用機墜落、死者1名
2018年03月23日付 Cumhuriyet 紙


ネヴシェヒル県ギュルシェヒル郡で訓練飛行をしていたF16が墜落した。この事故で一人の兵士が死亡した。

ネヴシェヒル県ギュルシェヒル郡オヴァオレン村付近にある農地に軍用機が墜落したと報じられた。事故は21時15分ごろに発生した。目撃者らは爆発音を聞いたと述べた。事故現場には救助隊と救急車が送られた。ネヴシェヒル県知事であるイルハミ・アクタシュ氏は今事故が起きた場所にいる。

■死者1名

ネヴシェヒル市長のハサン・ウンヴェルは、「我々の市民にお悔やみ申し上げる。機体のパーツは500メートル四方に散らばってしまった。1人死者がいる。」と語った。

■トルコ国軍の説明

トルコ国軍によってなされた説明では、「2018年3月22日、教育のために18時30分に出発した我々のF16型戦闘機は、ネヴシェヒル県のギュルシェヒル付近で現在まだわかっていない何らかの理由で事故にあった。

 事故直後、すぐに、捜索救助作業が始められ、すぐに飛行機の残骸や勇敢な兵士の死体
にたどり着いた。

 この悲惨な事故の結果として殉職に至った勇敢な軍の我々の仲間に対するアッラーからのお慈悲を、彼の価値ある家族やトルコ国軍、トルコ国民にお悔やみを申し上げる。皆さんに、敬意をもって、発表します。」と述べられた。

■アクタシュ県知事は現地調査した

ネヴシェヒル県ギュルシェヒル郡オヴァオレン村近辺で墜落したF16戦闘機に関してネヴシェヒル県知事のイルハミ・アクタシュは、事故現場で調査を行った。事故現場では殉職した中尉の遺体を救急車で国立ギュルシェヒル病院へ見送ったアクタシュ知事は、彼が行った説明では殉職しの操縦士についての氏名の情報は明らかにしなかった。アクタシュ知事は、「残念ながら我々の軍兵が、発生した飛行機事故の結果死亡した。ご遺族やトルコ国軍にお悔やみ申し上げる。」と言った。

事故現場に来たネヴシェヒル公正発展党議員であるムスタファ・アチュクギョズも新聞記者らの質問に対して、「アダナから飛び立ったF16機は理由をいまだ解明することができない事故の結果亡くなる事件に遭遇した。事件に関して参謀司令本部によって必要な作業や調査が行われているところである。」と述べた。アチュクギョズは、事故の発生に関してまだ情報がないということを述べた。

一方、墜落した飛行機で死亡した操縦士であった中尉の遺体は、朝アダナにある軍の連隊に持っていかれ、そこでの儀式ののち、故郷であるサムスンに送られる予定であることが発表された。

■死亡した操縦士の身元が明らかになった

ネヴシェヒル県ギュルシェヒル郡で訓練飛行中に墜落したF16戦闘機で死亡した操縦士で中尉のヤシン・ボイの故郷が明らかになった。

■実家に辛い知らせが届く

サムスンで生まれたヤシン・ボイのイルクアドゥム郡ゼイティンリキ地区にある実家には、トルコ国軍の軍人によって辛い知らせが届けられた。彼らの息子が殉職したという知らせを受けた母ギュッル・ボイと父ラマザン・ボイは涙にくれた。

■死亡した兵士の家はトルコ国旗が掲げられた

死亡した兵士の家の前にはイルクアドゥム自治体によって哀悼のテントが張られ、実家もトルコ国旗でもって飾られた。

■妻を持ち、3人の子供の父であった。兄も陸軍下士官

3人兄弟の殉職した操縦士の中尉ヤシン・ボイは結婚していて子供を持つ父であったことが明らかにされ、彼の兄もまたアンカラで陸軍下士官として働いていることが分かった。

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( 翻訳者:大谷菜々 )
( 記事ID:44531 )