イラク:投資シンポジウムの開催地がベイルートに決定
2018年04月03日付 Al-Nahar 紙

■アンバール県「投資シンポジウムの開催地はベイルートに決定」

【本紙】

これまでのシンポジウムは上々の出来だった。とりわけ、2011年のイスタンブルでの第2回シンポジウムと2013年のアルビールでの第3回シンポジウムの成功を経て、来る4月25・26日の「第4回アンバール県通年投資国際シンポジウム」の開催地にベイルートが選ばれた。ムハンマド・リーカーン・ハルブースィーアンバール県知事が後援し、アンバール県庁と同県の投資機構が共催する。

ベイルートにあるケンピンスキー・サマーランドホテル&リゾートで行われる今回のシンポジウムには、著名な政府高官、国内、域内、世界の投資大企業の代表たちが集まり、異なる諸部門への一連の投資機会について、広範に亘り議論する。そこでアンバール県庁 (イラク最大の県)は、復興イニシアチブの枠組みに盛り込まれている諸々のプロジェクトを提案する予定だ。

マハディー・ナウマーン・アンバール県投資機構理事長は、シンポジウムは「国内外の企業に対し、アンバール県への投資の促進を後押しする。」と述べた。さらに「今回のシンポジウムと、我々が投資家と彼らの事業に提供する支援を通じて、我々は類を見ない大規模な投資機会を提案する。」と付言した。

イラク国土の3分の1の面積に及ぶアンバール県は、現地と海外の投資家にとって手堅い投資の対象地とされている。アンバール県は資源に富み、莫大な量の天然ガスを埋蔵している他、天然資源を大量に保有している。また首都バグダードから近い同県にはサウジアラビア、ヨルダン、シリアとの国境検問所がある。

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( 翻訳者:加藤璃空 )
( 記事ID:44608 )