メッカに行くはずが・・・巡礼詐欺?
2018年04月12日付 Hurriyet 紙


カフラマンマラシュ県エルビスタン郡で聖地小巡礼ツアーに応募した68人は、聖地へ出発し、ガーズィアンテプとシャンルウルファ観光後にカフラマンマラシュ県に戻された。

入手した情報によると、カイセリのある会社の従業員らは、68人の一団を聖地小巡礼に派遣するために2台のバスに乗せ、一団をエルビスタンから出発させた。

一行には老人も含まれており、彼らは従業員がレンタルしたバスでガーズィアンテプとシャンルウルファを観光させられた。

バスの中で彼らは騙されたことに気づくと、エルビスタンにいる近親者らに連絡した。エルビスタンの近親者らは、エルビスタン郡警察署に来て警察官に事情を説明した。

巡礼者らを乗せたバスは、郡警察署の前に留められた。巡礼者らは、聖地巡礼のために1人当たり690ドルを支払ったと述べており、会社関係者を警察に訴えた。

■「シャンルウルファ観光後に戻された」

巡礼客の1人であるドゥルドゥ・メフメト・クルチさんは、新聞の取材に対し、聖地小巡礼のために問題の会社と契約したと述べた。

クルチさんは、会社の従業員がカイセリから飛行機に乗ることになっていると言ってバスに乗せたと述べ、「バスに乗った後、シャンルウルファのバルクル・ギョルを観光すると言った。夕方になると、我々を連れていくことができないと言われ、エルビスタンに戻された」と言った。

同じく詐欺の被害にあったユクセル・クルチさんは、「聖地メッカとメディナの巡礼に出発したが、シャンルウルファを巡ってエルビスタンに戻された」と述べた。

一方警察は、バスの運転手を事情聴取のために警察署へと送致した。

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( 翻訳者:神谷亮平 )
( 記事ID:44646 )