エジプト:2019年にGDPプラス5.8%の成長を見込む
2018年04月19日付 al-Hayat 紙

■エジプトは2019年にGDPプラス5.8%の成長を見込む

【カイロ:マールスィール・ナスル】

エジプトのアムル・ガールヒー財務大臣は、6月に終了する2017-2018年の現会計年度においてエジプトのGDPはプラス5.2%の成長が見込まれると発表すると共に、次の会計年度はプラス5.8%の成長が見込まれることも示した。これはエジプト政府によって目標とされている値である。また同大臣は12月から月々のインフレは良い傾向にあり、特に昨年7月までのインフレ率急騰後においては良い傾向にあると指摘した。というのも、インフレ率は今年度最高の35%を記録したが、物価の安定と共に徐々に下がり始め、今年の3月には13.1%にまで下落した。そして月間インフレ率は良い傾向が続いている。ちなみに昨年12月には月間インフレ率がマイナス2%に達し、これは月間インフレ率上では物価がやや下落した状態で安定していることを意味している。

さらに同大臣は以下のように述べた。「我々は常に月間インフレ率、その上昇・下落の原因、それに対する対処法、そしてインフレにつながる不測の事態に注目している。また失業率は13.5%から11.3%へ低下した。政府は2019年末までに9.7%まで失業率を低下させることを計画している。このことはGDP成長率がプラス5.8%に到達するために力を尽すことを通して実現可能である。」

また、同大臣は次のように強調した。「IMFによる3度目の監査が来月初旬にある。これは種々の数値やIMFとの協定の進展状況を調査するため定期的に行われるものだ。そして3度目の監査ののち、20億ドルをエジプトは獲得するだろう。」

(後略)

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( 翻訳者:近藤さくら )
( 記事ID:44689 )