■石油価格が最高値から値下がり
【東京:ロイター】
投資家がアメリカ合衆国の対イラン制裁再開に関するドナルド・トランプ大統領の発表を待機する中、石油価格が3年半ぶりに高値から値下がりした。
トランプ大統領がイランの核開発計画に関する多国間合意から離脱すれば、イランの原油輸出が損害を受けるだろう。そうなれば、供給が消費を上回っていたここ数年間に均衡に向いている石油市場が引き締められることになる。
5時50分(GMT)までのウェスト・テキサス・インターミディエイト(WTI)原油先物の価格は78セント、69.95ドル/1バレルの1.1%に相当する。
そして昨日、石油の価格は1バレルあたり70ドルを超えた。これは2014年11月以来初めてのことである。
またブレント石油先物は67セント下がり、0.9%低い1バレルあたり75.50ドルとなった。前回の取引の終値は、そこから1.7%上がり、1バレルあたり76.17ドルとなった。
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( 翻訳者:本間 梨紗子 )
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