世論で大きな期待がされている金納兵役制に関して、第一歩が踏み出された。25歳以上、28日間の兵役期間、1万5千リラの費用が見込まれる金納兵役制の改正が今週、計画予算委員会を、来週には国会総会を通過し法制化されるだろう。
公正発展党(AKP)の会派副代表ビュレント・トゥラン氏は昨日、国会で開かれた記者会見において金納兵役制に関する発表を行った。トゥラン氏は、以前金納兵役制が国会の新たな立法期間の始まる10月に取り上げられる可能性があると話していたことを示唆し「しかし、今日新たな進展があった。保健省が健全な観光を発展させ、改善するために強く望んでいる幾つかの条項がある。このほかに青年スポーツ省が違法賭博対策のために強く望んでいる幾つかの条項もある。さらに幾つかの省のこれに似た、しかし異なることについての要求がある」と話した。
提案に加えられた条項によってイスタンブルチャンネルがBOT方式で入札に出される可能性が高いだろう。また提案により、保健省職員は、大変な仕事に就いている職員のように60日間分の早期退職の権利(一年間の就業日数に60日を加えることで、定年を早める制度)を得るとのことだ。違法賭博対策の目的でIdaa(トルコの公式サッカー賭博)において賭け率を上げることも検討されている。さらにトゥラン氏は金納兵役制に関する問題も若者の期待通りにこの提案に追加する決定を下したことを述べ、提案が議長に提出されること、そしてその後計画予算員会に送られると話した。そして以下のように続けた:
「委員会がまず召集され、この議題が話されるであろうと期待しています。提案が委員会を通る段階を今週終えれば、来週トルコ大国民議会総会に最終的に提出される。このスケジュールに関して問題があった。しかし他の法令とともに解決することができた。共和国大統領が選挙活動で話していた「金納兵役制は必要である」という言葉を実行することは私たちにとって任務である。若者たちに、そして金納兵役制を期待しているすべての国民に朗報を届けたい。
■職業軍人
兵役は、トルコ社会において最もセンシティブで価値のある概念のうちの一つである。兵役の精神にそぐったステップを踏むことは私たちにとって任務であり、この任務を実行している。トルコで職業軍人への移行に向けた前進があることを望んでいる。近いうちに、トルコで金納制について議論し、主張しているひとびとと法律ではなく自立して機能するシステムがあってほしい。5百万以上の人々が金納制を待望している。兵士の一年の要求数は30万、つまりとても大きな崩壊があるということだ。この崩壊を提案によって止めたい。今後、関係者が集まり、関係する省がこの問題に取り組んでいくだろう。職業軍人で構成される軍へ、兵役の移行も可能とされていくだろう。25歳(つまり1993年以前の出生)以上、1万5千リラの費用で28日間の兵役が予定されている。」
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( 翻訳者:西山みなみ )
( 記事ID:45075 )