トルコ軍パイロット、米でF-35戦闘機初操縦
2018年08月29日付 Hurriyet 紙


トルコ軍のパイロットが、アメリカ合衆国での訓練の一環として、F-35戦闘機を初めて操縦した。

参謀司令本部は、「アメリカで続いているトルコ人パイロット教育の一環で、我が軍のパイロットによるF-35機の初飛行が2018年8月28日に行われた」とと発表した。

■トルコ軍が保有する初の第五世代の戦闘機

トルコも参画するF-35戦闘機プロジェクトにおける機体の初の引渡しは、6月にテキサス州フォートワースでの式典で行われた。提供されたF-35戦闘機は、アリゾナ州のルーク空軍基地に配備された後、戦闘機パイロットの教育に使用される事が計画された。第3機、第4機の戦闘機は2019年3月に引き渡されるとみられており、トルコ人パイロットの教育期間は、これらの飛行機はアメリカ合衆国に置かれる。

提供されたF-35戦闘機は、トルコ空軍が初めて保有する第5世代の戦闘機という特徴を持つ。高いステルス性、センサー技術やレーザーシステムなどの優れた能力によって、空軍司令本部の作戦の向上に大きく寄与するであろうF-35戦闘機を、トルコは段階的に100機調達することを計画している。

トルコで初めてF-35戦闘機が配備され、パイロットと整備士の教育が行われる統合教育センターが置かれる最初の基地となるマラティア第七ジェット機基地司令部では、精力的な活動が続いている。
第一号は2019年にトルコに入り、2020年には国内での教育活動が始まる。

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( 翻訳者:堀谷かける )
( 記事ID:45301 )