新学期を迎え、イスタンブルでは320万人の生徒と16万3,000人の教員が6,900校で授業を始める。
2018・2019年度が明日(17日)始まる。イスタンブルでは、320万人の生徒が約6,900校、11万6,000の授業で新学期に挨拶をする。新学期の初日、朝6時から14時までは、イスタンブル市営交通局(İETT)の公共交通機関では運賃が無料となる。イスタンブル県知事府は会見を行い、学校の安全を確保するため2,734人体制の警備が敷かれると述べた。
対策の一環として、交通インフラ省の第1地域局、県国民教育局、県警察局、県軍警察司令部、 İSPARK株式会社、イスタンブル圏フェリー株式会社、イスタンブル海上バス会社(İDO)、イスタンブル中小事業者会議所連合、 イスタンブル商工会議所、イスタンブル公共サービス車両会議所が参加して、災害時調整センター(AKOM)で会議が開かれ、行動計画が準備された。
対策の一環として決定された実施事項の一部は以下の通り。
「通学車両は、生徒の乗降と停車の際に校庭を利用することができる。学校周辺で生徒が車両から降り、校舎に入る際は、案内の人員と教員からなる交通指導員の管理のもとで行われる。運転手は、通学車両を利用する生徒の住所と連絡先情報を確認でき、情報が伝えられる。学校の住所や電話番号、生徒の定員、校長の情報は、県軍警察司令部、県警察局、イスタンブル広域市行政警察庁のチームに送られる。İETTによって現在運行されている4,840台のバスと453台のメトロバスに加え、349台のバスと90台のメトロバスが配置される。学校の開始日には、メトロ・イスタンブルとİETTによって運行される計5,397便の臨時便によって約59万6,083台の専用車両が運用され、89万4,124人の乗客が公共交通機関に向かうことが目指されている。学校開始日には、学校周辺のİSPARKの駐車場119か所で、通学車両は終日無料で駐車できる。」
イスタンブル県警察局の現場勤務中の警察官を除く署内で勤務する人員からの支援を受け、83台のバイクと156台の警察車両が任務に就く。路上で起こる物損を伴う事故に対しては、県警察局内の189台のレッカー車で対応する。混雑緩和のため、学校周辺と要衝では47人の徒歩の人員と合計475人の警官が任命される。機動通学チームは、学校の前と周辺で起こりうるあらゆる安全上の問題に一貫して対応し、問題をその場で解決する。主要幹線道路と学校周辺で行政警官と協調して迂回路の指示を行い、学校周辺の駐停車を防止する。İDOとサービス車両の各局は、協調して通学車両がİDOのフェリーを優先して使えるよう必要な誘導を行う。学校開始日には、郡警察局の人員も交通整理のため支援を行う。
一方、トルコ大国民議会(TBMM)のビナリ・ユドゥルム議長と妻のセミハ・ユルドゥルム夫人、ズィヤ・セルチュク国民教育大臣、イスタンブルのヴァスイプ・シャーヒン知事、イスタンブル広域市のメヴリュト・ウイサル市長と、その他の関係者らは、明日の朝、チェクメキョイの教師セミハ・ユルドゥルム小学校で行われる式典に参加する。
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( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:45383 )