イスタンブル広域市交通局のムスタファ・シュンネチ副局長は、「交通機関にあるセンサーから得た情報によると、都市の交通渋滞は17%緩和している」と述べた。シュンネチ副局長は、イスタンブルがニューヨークとパリより進展したと明かした。さらに、氏は以下のように述べた。
■390の都市を調査
「国際ナビゲーションシステム会社トムトムが48ヶ国390都市の交通渋滞の指標をまとめた報告によると以下の通り。イスタンブルで2013年に62%だった交通渋滞が、2016年には49%に下がった。INRIX会社による報告によると、イスタンブルは交通渋滞の都市ランキングで3段階下がって20位になった。イスタンブルで毎年1.65%の人口と4.5%の自動車が増加しているもかかわらず、交通渋滞はこれに比例して増大することはなかった。本来、人口と自動車の数の増加を念頭におくと、増加するはずの交通渋滞は減少している。
イスタンブルは、交通渋滞緩和に関して、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロンドン、パリなどの都市より進展した。
国際機関が行った調査に加え、イスタンブル広域市の交通機関にあるセンサーから得た情報によると、近年行われた事業により、都市で交通渋滞が17%緩和したことがわかる。
■ヤヴズ橋の貢献
中央政府が建設させたヤヴズ・スルタン・セリム橋、北マルマラ高速道路、ユーラシアトンネル、マルマライといった投資事業のおかげで、イスタンブルの渋滞を大きく緩和させることができた。イスタンブル広域市が行った事業のおかげで都市における渋滞は緩和した。」
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:鈴木 唯 )
( 記事ID:45428 )