ブルンソン神父、米テレビ出演ー劣悪な収監状況を語る
2018年10月17日付 Cumhuriyet 紙
10月12日にイズミルで行われた審理により解放されて、その後アメリカに渡ったアンドリュー・ブルンソン神父は、アメリカのテレビ番組でトルコで囚われの身になっていた状況を説明した。2016年に囚われの身になった後で、何日間も独居房で囚われの身になっていたと話すブルンソン氏は、「さらに後に8人用の監房で20人で住んでいました。その大部分がギュレン運動のメンバーであることによって罪を着せられていました。監房の生活は文字通りモスクで生活するようなものでした」 と述べた。
10月12日にイズミルで行われた審理により解放されて、その後に国に戻ったアメリカ国籍のブルンソン氏は、アメリカのテレビ番組にトルコで囚われの身になっていた状況を説明した。
トルコで過ごしていた間、いかなる政治的な活動にも参加しなかったとし、「トルコに行ったのは、人々に預言者イエス・キリストを説明するためだった」と話した。
ブルンソン氏は、2016年に捕まった後に何日間も独居房に囚われていたと述べ、「独居房に囚われの身になるという事は十分に難しい状況です。まず始めに何日間も独居房に一人で囚われていました。とても大変な日々でした。その頃は自分の理性を、何時間も祈りを捧げる事でのみ保つことが出来ていました。」
さらに後に8人用の監房に20人と共に住んでいたと説明したブルンソン氏は、監房にいた他の囚人たちについて、「大部分はギュレン運動のメンバーであるために告発を受けていました。監房の生活は全くモスクで生活するかのようでした」と述べた。
ブルンソン氏は、監房で過ごした日々について、言葉の違い、文化の違い、宗教の違いのためにとても孤独を感じていたと述べた。
ブルンソン神父は2016年に「テロ組織のために罪を犯してスパイをおこなった」という訴えで囚われの身になり、刑務所へ入れられた。ブルンソン氏の収監は今年の7月に自宅軟禁へと変えられた。10月12日の審理でアメリカ国籍の牧師は釈放された。
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( 翻訳者:堀谷加佳留 )
( 記事ID:45569 )