ロシアが、トルコのイドリブ問題における責務について言及した。
ロシア大統領宮殿のドミトリ・ペスコフ報道官は、トルコがイドリブにおける武装解除地域に関する責務を多くの困難があるにも関わらずほとんど遂行したことを明らかにした。会見ではロシアの合意が失敗に終わる恐れがないことが述べられた。
■プーチン大統領は謝辞を述べた
ウラジーミル・プーチンロシア大統領は、ロシアとトルコの間に存在するイドリブ合意を実現することに関して、先日トルコに向けて謝辞を述べた。プーチン大統領は、この件に関して「我々のパートナーであるトルコは非常に真剣に取り組んでいる。何もかもそれほど容易なことではない。」と述べた。
プーチン大統領は、9月16日にソチでタイイプ・エルドアン大統領と行った首脳会談の後に、達したイドリブ合意に関して「恐らくすべての重火器とすべてのテロリストを地域から一掃することはできなかった。しかし、我々のパートナーであるトルコは非常に真剣に取り組んでいる。すべての責務を終えていなかったとしても、この責務のために働いている。このことを我々は知っている。何もかもそれほど容易なことではない。むしろ非常に困難な事である。合意に基づき、イドリブにおいて15〜20kmにわたる武装解除地域の形成が続いている。
■外相からソチ合意について言及
トルコのメヴリュト・チャヴシュオール外相は、トルコ、イラン、アゼルバイジャンの3カ国外相会議の後に行われた記者会見において、重要な発言を行った。メヴルト・チャヴシュオール外相は、「シリアのイドリブ地域を含むソチ合意は、計画に沿って進めている。」と述べた。チャヴシュオール外相は、加えてイドリブにおける過激派グループとテロ組織が合意に従わない場合、トルコが干渉することを述べた。
チャヴシュオール外相は一方で、「この間常に最も貢献した、最も支援を行った国のトップにイランが挙げられる。すでに我々は共にプロセスを実行している。アスタナプロセスとソチ合意である。」と述べた。
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( 翻訳者:森彩音 )
( 記事ID:45663 )