在ウガンダ・トルコ大使、なぜギリシャ風衣装?
2018年11月03日付 Cumhuriyet 紙


在カンパラ(ウガンダ)・トルコ大使であるセフェフ・ヤヴザルプ大使が、10月29日記念レセプションでギリシャ神話に登場する神々のコスチュームを着用したことが話題になっている件で、調査のため同大使がアンカラに召還された。そして、なぜ大使がなぜあのコスチュームを着用したかが明らかになった。

セフェフ・ヤヴザルプ大使は、文化・観光省が2018年を「トロイ年」と宣言したためにこうしたコスチュームを着用していたことがわかった。同大使は10月29日記念レセプションでの挨拶で「今年の本式典のコンセプトは「トロイ年」です」と延べ、トロイの文化を長々と説明したという。

外務省のメヴジュト・チャヴショオール外務大臣は、ツイッターで、「各種報道やソーシャルメディアで話題になっている、トルコの駐ウガンダ大使の10月29日記念レセプションでの服装について、我々は速やかに調査を始めており、この件で大使を召還した」とツイートした。

ウガンダの首都カンパラのトルコ大使館で行われた10月29日記念レセプションには、ウガンダ議会のレベッカ・カダガ議長をはじめ、多くのトップクラスの要人が出席した。式典で注目されたのは、トルコのヤヴザルプ大使と大使館書記官が着用したコスチューム。大使は、ギリシャ神話の女神ヘレンを思わせるコスチューム、さらに書記官は神々の王ゼウスの格好をしていた。ウガンダ議会公式ツイッターアカウントで共有された写真では、ウガンダ人関係者がこの状況に驚いていたことがうかがえる。何名かの式典出席者も、またもやギリシャ神話を思わせる冠を頭にかぶっていたことがわかっている。

■挨拶でトロイ年について説明

ユーロニュースが掲載した大使の挨拶文では、トルコのヤヴザルプ大使は、トロイ古代都市がユネスコ世界遺産リストに登録されて20年を迎えるにあたり、トルコ文化・観光省が2018年を「トロイ年」と宣言したことを説明。そのため今年の10月29日国民の日のコンセプトをトロイ年にしたという点が強調された。

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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:45687 )