コリアンダーシードは多くの特性を有しており、カリウム、鉄、ビタミンK・A・C、葉酸、マグネシウムが豊富に含まれている。
メフル通信によると、コリアンダーシードには、抗酸化物質と食物繊維を豊富に含むという特質がある。それらは肝機能を高め、腸の働きを調節する。また抗酸化物質の成分は、風邪やインフルエンザの治療にも役立つ。
この驚異的な種子は、コレラや腸チフス、食中毒からの回復を手助けする、抗菌作用をも有している。
研究成果によれば、コリアンダーシードは糖尿病への対策にも役立つ。研究者らの言によれば、コリアンダーシードの抽出物には、血中に入ると、インスリンの分泌を促したり、インスリンと類似した働きをする物質、すなわち、血中ぶどう糖の制御をおこなう物質があるとのことだ。
またいくつかの研究は、コリアンダーシードの摂取で、膵臓のβ細胞からのインスリン分泌が増大することを示している。
フロリダの研究機関の研究者らは、コリアンダーシードが血中ぶどう糖すなわち血糖値の数値を減少させるエタノールを含んでいることも発見している。
しかし研究者らは、血糖値を低下させるため投薬治療を受けている糖尿病患者たちに、コリアンダーシードを利用する前に医師に相談するよう推奨している。
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( 翻訳者:EA )
( 記事ID:45779 )