ゾングルダク炭鉱で爆発、3人坑内に閉じ込められる
2018年11月20日付 Hurriyet 紙


ゾングルダク県のエルドアン・ベクタシュ県知事は、キリムリ郡で救出された2人の負傷者を出した炭鉱での爆発で坑内に閉じ込められた残りの3人に関して、「救助隊は換気して労働者たちを搬出するでしょう。彼らは閉じ込められていた労働者たちに近づき、確認しましたが、生存の希望は無いとのことでした」と述べた。

キリムリ郡に属するチャムルク地区ダアヨル通りにある民間の炭鉱が、原因不明の爆発を起こした。爆発により負傷した労働者のエヴレン・ジネムレさんとアデム・アリベシュさんは、同僚たちによって救出された。炭鉱に閉じ込められた労働者のケナン・チャヴシュさん、ハサン・ゲンチテュルクさん、ウウル・ギョクタシュさんの救助活動は現在も続けられている。

この炭鉱を訪れたトルコ石炭機構の救助隊は、捜索・救助活動を支援した。全身に火傷を負い、炭鉱から救出された後ゾングルダク・アタテュルク公立病院へ搬送されたエヴレン・ジネムレさんとアデム・アリベシュさんは重篤な状態である。

この間、捜索・救助活動に加わった同炭鉱の5人の労働者は、坑内でガスの影響を受けた。この労働者たちもまた医療チームによって上記病院へ搬送された。

事故現場を訪問したエルドアン・ベクタシュ県知事、ネヴザト・タシュタン副知事、県警察アフメト・メティン・トゥランル本部長、県軍警察連隊司令部ギョクハン・イナン大佐、トルコ石炭機構カズム・エルオール総局長、鉱業労働者組合統合・教育事務局長カフラマン・カバサカル氏、郡警察オメル・セイフィ・ パチャ署長は、救助活動に関する情報を得た。

爆発を知った炭鉱労働者の家族が事故現場を訪れ、関係者に情報を求める試みが見られた。

■ベクタシュ県知事:生存の希望は無い

ベクタシュ県知事は記者会見で、この炭鉱で悲しい事故が起きたと述べた。

坑内に3人の炭鉱労働者が閉じ込められていることに関して、「炭鉱での事故は続いています。詳細は不明です。3人の労働者の救出活動を続けています。救助隊は換気して労働者たちを搬出するでしょう。彼らは閉じ込められていた労働者たちに近づき、確認しましたが、生存の希望は無いとのことでした。爆発に関する調査も行われています。まず取り残された3人を救出し、その後必要なことを行います」と述べた。

ベクタシュ県知事は後に労働者の家族とも面会した。

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( 翻訳者:森彩音 )
( 記事ID:45781 )