学生が大学助手を殺害―アンカラ・チャンカヤ大
2019年01月02日付 Hurriyet 紙

アンカラのチャンカヤ大学法学部の4年生ハサン・イスマイル・Hは、教室で口論になったジェレン・ダマル助手を一度刃物で刺した後、銃で撃った。重傷を負ったジェレン・ダマルさんは、救急医療チームの処置もむなしく死亡した。警察は逃亡したハサン・イスマイル・Hをすぐに捕まえ、収監した。

事件は1月2日17時頃起こった。チャンカヤ大学法学部の4年生ハサン・イスマイル・Hは、証言によると、夕方、助手として授業に参加していたジェレン・ダマル助手の学部棟にある部屋を訪れた。ハサン・イスマイル・Hは、ここで口論になったジェレン・ダマルさんを一度刃物で刺した後、腰から出した銃で撃った。

銃声が鳴り響き、建物にいた生徒と大学職員は大パニックに陥った。生徒と職員はパニックになりながらも外へ脱出した。ハサン・イスマイル・Hは事件の後、車に乗って逃走した。

通報を受け現場に駆け付けた救急医療チームは、重傷を負ったダマルさんを現場となった部屋で処置した。保健チームの処置もむなしく、出血多量でダマルさんは亡くなった。

警察は、事件の後逃亡したハサン・イスマイル・Hをすぐに捕まえ、収監した。ハサン・イスマイル・Hが事件で使用した銃が父親のものであったことが分かった。事件に関して捜査が開始された。

■1日間の休講、授業は延期

アンカラで、学生によって殺害されたチャンカヤ大学法学部のジェレン・ダマル・セネルさんの遺体は、現場で行われた捜査の後法医学協会に引き渡された。

チャンカヤ大学もまた哀悼の意を表明し、授業の休講及び試験の一時的な
延期を明かした。

発表の内容は以下の通り。
「バルガトキャンパスの法学部で2019年1月2日に起こった残虐な攻撃において、私たちは我が大学の大切な研究者の一人であるジェレン・ダマル・シェネルさんを失いました。嘆かわしい事件の後、救急医療チームの努力もむなしく、ジェレン・ダマル・シェネルさんは天に召されました。事件で犠牲になったダマルさんに神のお慈悲があらんことを、また彼女の家族と全ての大学関係者一同へ哀悼の意を表します。我が大学で通常実施予定だった全ての試験は延期となります。2019年1月2日の会議の決定により、1日(2019年1月3日)、法学部では3日間(2019年1月3日~5日)で実施予定だった全ての試験は延期されます。また大学進学準備過程のプログラムも1日(2019年1月3日)休講となります。」 

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( 翻訳者:山村 弥 )
( 記事ID:46031 )