ウクライナ正教会、ロシア正教会から正式に分離―イスタンブル総主教座で儀式
2019年01月06日付 Hurriyet 紙
コンスタンティノーポリ総主教ヴァルソロメオス1世は、ウクライナのポロシェンコ大統領も出席した儀式で、ウクライナ正教会に「独立正教会」の承認決定を与えた。
コンスタンディヌーポリ総主教ヴァルソロメオス1世は、ウクライナ大統領ペトロ・ポロシェンコ大統領臨席の儀式において、ウクライナ正教会に「独立正教会」(正教会のなかで自身の教会の長によって運営される教会に与えられる名)を承認する決定を与えた。
ポロシェンコ大統領とその家族、そしてウクライナ正教会大主教エピファニーがコンスタンティノープル総主教庁を訪れた。ポロシェンコ大統領と同行者らは、ここでの儀式に出席した。
儀式後、パトリック・ヴァルソロメオス1世は、ウクラナイナ正教会へ「独立正教会」としての地位を承認し、「トモス」と呼ばれる承認書を大主教エピファニーへ授与した。
コンスタンディヌーポリ総主教は、11月11日、ウクライナ正教会のモスクワのロシア正教会からの独立要求を受け入れることを決めていた。
ウクライナの首都キエフの聖ソフィア大聖堂では、12月15日、キエフ総主教座に属する正教会、ウクライナ独立正教会、そしてモスクワ総主教座に属する正教会からの代表が出席して会議が行われ、ウクライナで新しい共同独立正教会が設立されていた。
ウクライナのポロシェンコ大統領は、明日も再びコンスタンティノープル総主教庁が執り行う「主の洗礼祭(神現祭)」に出席する。
■エルドアン大統領とポロシェンコ大統領が会談
トルコのエルドアン大統領もウクライナのポロシェンコ大統領と会談した。両者のヴァーデッティン迎賓館での一対一の会談はメディア非公開で1時間15分続いた。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:46045 )