リビア沖地中海で難民悲劇117人死亡
2019年01月20日付 Hurriyet 紙


リビア沖で、120人の難民を乗せたボートが沈没し、2人の赤ん坊と一人の妊婦を含む117人が溺死、3人が救出されたことが明らかになった。

イタリア人記者が明かした情報によると、木曜日深夜リビアのガラブリから出発したゴムボートは、約10時間進んだ末浸水し始め、トラブラスから45マイル先で沈没した。地中海での今年初の死亡事故として記録されたこの悲劇の事故から3時間ずっと、妨害されぬように、主に西アフリカ諸国から船に乗ったとされる117人が海で命を落としたことが明らかにされた。

イタリア海軍のヘリコプターが。事故から3時間後にスーダン人2人とザンビア人1人の救出された計3人の難民を昨夜、イタリア南部のランペドゥサ島に送還した。

生存者たちは低体温症による治療を受けたと述べられた。

イタリア海軍のリビア沿岸警備隊は、夜通し、事故が起きたリビア領海の探索・救助活動を行ったが、沈没したボートにも難民も見つけられなかったと述べられた。

■1人の妊婦と2人の赤ん坊も溺死

生存者が国際難民機関当局にした供述によると、ボートには1人の妊婦女性と、一人は生後2か月の2人の赤ん坊も乗っていた。

イタリア港を、地中海から来る難民に閉鎖したイタリア副大統領と内務大臣マッテオ・サルヴィーニがした説明では、リビア沖で再び死者が出る。ヨーロッパの港が開港されている限り、人身密輸に誰かを協力させ続けていることになり、人身密輸業者は殺人やこの仕事をし続けるだろうと、主張した。

昨年地中海で溺死した難民の数は、2千262人と記録されたのだった。

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( 翻訳者:川田知果 )
( 記事ID:46134 )