エジプト:石油産業は前途有望
2019年01月25日付 al-Hayat 紙

■エジプトの非石油輸出は、10%増の250億ドルまで増加

【カイロ:本紙】

「エジプト輸出入管理公団」は、「2018年のエジプトの非石油部門の輸出は、2017年の226億2600万ドルから10%増の248億2600万ドルに増加した」と発表した。

エジプト政府は、石油とガスの探査に係る国際入札の公示を決定しており、来る時期にはこれらを紅海地域で利用するつもりだ。ターリク・ムッラー石油・鉱物資源相は、「今年は、紅海地域における石油とガスの探査を目的とした新たな投資や新規の世界企業による参入が始まるだろう」と述べた。同相は、紅海地域の反射法地震探査のデータを処理する段階を終えたこと、またそのデータの内容を整理する準備が行われていること、提案されている地域や部門が特定されていること、さらに必要な認可を得たことを指摘した。同相は、「今までは紅海における石油に関する活動はできなかった」と指摘しつつ、「同地での活動は、サウジアラビアと海上国境の画定合意を結んだことを受けて始まった。この海上国境はこの新しい地域における石油ビジネスに新境地を開いた。国際的な石油会社が紅海地域への投資に強い関心を示した」と明らかにした。そして「探査が実現する見込みは高く、これによってエジプトの石油産業に新たな蓄えが加えられるだろう」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:小泉真歩 )
( 記事ID:46182 )