エジプト:必需品の価格安定戦略と紡績・織物業の発展計画
2019年02月25日付 Al-Ahram 紙
エジプト:必需品の価格安定戦略と紡績・織物業の開発・合理化計画
■マドブーリー首相:必需品の供給と市場での価格安定戦略、首相は紡績・織物施設の開発・効率化計画を検討
【本紙:サハル・ザハラーン】
<写真> 紡績・織物の複合施設の発展計画を議論する会議に出席する首相
ムスタファー・マドブーリー首相は昨日(24日)、生活必需品の供給・全国の消費者向け施設への流通に関する検討会議を開いた。この会議にはアリー・メセルヒー供給・国内貿易相、イッズッディーン・アブーセティート農業・土地開発相、ムナー・マフリズ農業・畜産・海産資源省副大臣、ムスタファー・アミーン国家サービス製品機構代表が出席した。
マドブーリー首相は、「政府は市場において1年中、野菜や果物などの収穫物、食肉や家畜といった全ての商品の十分な供給を保証する戦略に取り組んでいる。この戦略には、これら食品の需要と供給の溝を埋めること、価格を安定することも含まれる。戦略の目的は、これら物品価格の不当な引き上げを防ぐことである。物品価格の安定はインフレ率の上昇に影響を与える」と述べた。
また同首相は、メセルヒー供給・国内貿易相とアブーセティート農業・土地開発相に対し、国家サービス製品機構との調整を続けるよう指示した。市場に様々な作物を供給し、肉・果物・野菜といった物品の需要と供給の溝を埋めるだめだという。ビニールハウスの農作物の生産量を増やし、国内市場の需要を満たした上で輸出の機会を探りつつ、需要と供給の溝を埋めるという。
同様にマドブーリー首相は、供給省所管の堰での魚類養殖製品の市場調査に関して、省庁間での調整を指示した。さらに、国が国内市場で食品を十分供給することと同時に、食品価格の安定にも関心を示している強調した。
(後略)
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( 翻訳者:佐藤 祐朔 )
( 記事ID:46357 )