中国、ウイグル問題でトルコを脅迫
2019年03月01日付 Cumhuriyet 紙
中国は、トルコが東部トルキスタンにおけるチュルク系ウイグル人に対する中国政府の対応を今後も批判し続けた場合、二国間の経済的関係は危機的状況に陥るだろうと伝えた。特に、トルコで大規模な投資が期待されるエネルギーやインフラ関連企業が、今回の関係悪化でマイナスの影響を受けるだろうと中国は伝えた。ロイター通信に向けてコメントしたデン・リー駐トルコ中国大使は、以下のように話した。「友人間でも誤解や意見の相違は起こりうるでしょう。しかし、われわれはそれらを対話によって解決することができます。社会のいたるところであなたの友人を批判することは、建設的な態度とは言えません。もしあなたが非建設的な方法を選ぶのであれば、これは共通の信頼や理解を損ない、そしてそれはまた貿易や経済的な関係へも害を与えるでしょう。」
さらにデン大使は、中国企業内で原子力発電所を含むトルコでの投資機会についても見極めていると発言した。同大使は中国の銀行がトルコでより多額の投資を行いたいと考えているとも話した。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:46381 )