イスタンブル・カバタシュ船着き場、明日一部再開
2019年03月14日付 Hurriyet 紙


カモメプロジェクトとして知られていて、建設が2016年に始められたカバタシュ広場と乗り換え拠点計画の第一段階が明日(金曜日)の朝に開く。

建築家のハカン・クラン氏が最初に描いたプロジェクトに含まれていた「カモメ」をかたどった乗船場とカバタシュ広場の交通を地下に移すこと以外はまさに行われているプロジェクトに存在し建設が完了された4つの乗船場のうちの2つが明日の朝、フェリーのボアズ便とアダラル便によってサービスを開始する。プロジェクトの第二段階はというと2020年の10月に開始する。

計画の第一段階において、フェリー用の700平方メートルのターミナルの建物とともに、フェリーが運航し、寄港する2カ所の乗船場が完成した。一時的のものとして運用されるターミナルビルの改札がİSBAK社によって設置され掲示用モニターも取り付けられた。

■32500平方メートルの広場が建設される

見直しが行われている新たな計画によると、ターミナルのビルは古典的なオスマン様式になるようである。計画の第二段階で32500平方メートルの広場が建設される。18400平方メートルが舗装され、14200平方メートルに緑が植えられる。

乗船場の前の広場には3つのターミナルビルが建設される。広場の下には700台の車、26台の電動カート、95台のバスが入る地下2階建ての駐車場が建設される。駐車場の一階にはいくつかの店舗のはいるショッピングセンター、二階には小さな市場ができる。計画の中で、使用準備がされていて鉄筋コンクリートで一部建てられている4つの乗船場のうちの2つの上部の接続通路と出入口がつくられる。

■完成は2020年になる

計画の第二段階は2020年の10月に完了する予定である。全ての乗船場からはフェリーと同様にモーターボートやイスタンブル海上バス会社(İDO)、ブルサ海上バス会社の船もカバタシュから便を出せるだろう。また観光船の乗客も乗り降りできる。第二段階が完了すればカバタシュ広場はイスタンブル市民にとって船、地下鉄、ケーブルカー、路面電車やバスのような総合的な交通システムを統合し、駐車場を持つ重要な交通拠点になるだろう。

■1日に21万人の旅行客のキャパシティ

カバタシュ交通拠点は一日に21万人が利用できるキャパシティを持つ。フェリーから下りた利用者は広場から一階下りると駐車場へ、二階下りるとケーブルカーと地下鉄の駅と駐車場の二階にたどり着く。路面電車はというと広場から直接乗ることができる。計画が完了するとカバタシュ広場において海、陸、線路システムが一つに統合される。新たな乗船場はボアズ、マルマラフェリー船、カバタシュ―マフムトベイ地下鉄線、タクスィム―カバタシュを結ぶケーブルカー、カバタシュ―バージュラル路面電車線、タクシー、そして乗り合いバスをそれぞれ結びつける。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:村田七海 )
( 記事ID:46443 )