トルコ・テレコム・テクノロジー総局の副総局長であるユスフ・クラチ氏は、「トルコ・テレコムと高等選挙委員会間で選挙の前後に必要な協力関係を確保した。選挙期間中の、国内における絶え間ない通信のために全ての予防策が準備できている」と話した。
トルコ・テレコムは3月31日に行われる予定の地方選挙で、どんな問題も起こらないように、モバイル、ブロードバンド、そして安定したネットワークにおいて準備、そしてテスト段階を完了した。
トルコ・テレコム・テクノロジー総局の副総局長であるユスフ・クラチ氏は、アナトリア通信の記者に向けて行った発表において、高等選挙委員会との協調した形でサービスを提供すること、そして、選挙が国内で通信障害をもたらさないような形で遂行されるようにするため、全ての予防策が準備できていることを話した。
県や郡の選挙委員会は、政党、メディア、通信社、重要な公的機関、組織に提供される、絶え間なく、速く、そしてフレキシブルなネットワーク、また安全なサービスで、通信の観点から問題を起こさず選挙期間を終えることを述べたクラチ氏は、さらに話を続けた。
「トルコ・テレコムと高等選挙委員会間で選挙の前後に必要な協力関係を確保した。選挙期間中の、国内における絶え間ない通信のために全ての予防策が準備できている。ネットワークとサービスの管理は、トルコで最も大きなサービス管理センターとサイバー・セキュリティーセンターで、24時間体制でサービスを提供する形で選挙期間に向けての準備ができている。サイバー攻撃への対処に関してもセンターで必要な対策ができている」
■アンカラとイスタンブルで選挙共同センターが設立
クラチ氏は、トルコ・テレコムとして選挙の安全性を確立するという名目で360度ベースへの対策も実現されたことを話し、全ての部署、組織とともに協力体制にあることを述べた。
地方選挙の準備の中で、アンカラとイスタンブルでは選挙共同センターが設立されたことについて言及したクラチ氏は、選挙の安全性を保つため、4月2日まで緊急介入を必要とするカスタマーサービスを優先させることについても述べた。
■「選挙当日は監視の数を二倍に増やす」
クラチ氏は公的機関からの来る可能性のある緊急のインフラ、そして予備サービスの要望に応えるのに必要な準備ができていることを述べ、3月31日から4月1日にかけ、トルコ・テレコム地域、本部の部署において、選挙のために特別な24時間体制の監視が整えられたことについても言及した。
高等選挙委員会と共同で全ての予防策が準備できていることを話したクラチ氏は、望まれうる全てのサイバー・セキュリティーの要望のための事前の準備は整っていることを述べた。
クラチ氏は、選挙期間中、重要な場所、高等選挙委員会の県・郡本部と政党の建物の近くで可動式のエリアサポートを提供することを述べ、「危険視されている組織のインターネット上の活動を常に追跡し、攻撃捜査システムでの調査が行われる。選挙の日はトルコ全体で監視リストが作られ、監視の数も2倍に増加させる予定だ」と話した。
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( 翻訳者:瀬戸慈弘 )
( 記事ID:46531 )