エジプト:生活必需品の戦略的貯蔵量確保への取り組み
2019年04月08日付 al-Hayat 紙

■エジプト政府:6か月分の戦略物資備蓄確保への取り組み

【カイロ:マルセル・ナスル】

エジプト政府は、戦略物資、具体的には野菜・肉類・魚類の貯蓄を5~6か月分に増やすこととそれらの値下げに取り組んでいる。ムスタファー・マドゥブーリー首相は声明の中で、小麦粉・砂糖・油の備蓄率は高いと指摘した。これは、月曜日に、価格調整と商品の量と価格面での適正な供給を目的に開かれた会議での発言である。この会議には(食料問題に)関係する多くの大臣が出席した。

マドゥブーリー首相は、生活必需品の戦略的貯蔵量確保のための継続的な調査の必要性と、物資の供給不足で値上がりしない必要性を強調した。さらに低所得者層に見合った適正価格を維持するためのあらゆる対策を講じるように努力すると述べた。

アリー・ムサイリヒー供給相は、供給省は、これまで3か月分で十分だとしてきた備蓄量を5~6か月分まで増やすため、現在、鋭意努力していると述べた。


また同相は、小麦や砂糖や食用油に加えて食肉(生鮮肉と冷凍肉)の高い備蓄率を保っていると強調した。

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( 翻訳者:大野和輝 )
( 記事ID:46616 )