■エジプトの観光客数が47%増加
【ドバイ:本紙】
エジプトの財務省は木曜日(11日)に月次発表において、エジプトへの観光客数が驚異的に跳ね上がり、2018年に47.5%増の980万人に達したと明らかにした。加えて、3月の発表では、2017年の宿泊数は5100万泊であったのに対し2018年は1億260万泊に達したと発表している。
観光部門は、安全上の懸念後退、および2016年末の変動相場制移行を受けてのエジプトポンド安を有効に活用した。さらに、エジプト観光省は昨年の11月初めから2020年4月29日まで国内の9つの都市に観光客向けの航空便運航を促すプロジェクトに乗り出した。
観光業はエジプト経済、数百万人の国民の収入、およびハード・カレンシー(国際決済通貨)供給の屋台骨であるが、ハンマド・ムルスィー前大統領の解任以降過激派が仕掛けたテロ行為によって大打撃を受けていた。
また、エジプト中央動員統計局(CAPMAS)は、貿易赤字が今年1月に前年同月の39億7000万ドルから、27億9000万ドルまで減少したと強調した。これは29.7%の減少であり、輸出額は4.2%、輸入額も20%減少したとのことだ。
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( 翻訳者:若命祥子 )
( 記事ID:46624 )