トルコ解放戦線100周年へ
2019年04月20日付 Cumhuriyet 紙
ムスタファ・ケマル・アタテュルクがイスタンブルを出発しサムスンへの到達をもって開始した解放戦線の試金石の一つである1919年5月19日の100周年を記念して作成されたロゴやコーポレートアイデンティティの作品が完成した。年間を通して開催されるすべての青少年、スポーツ、並びに文化的なイベントに関するロゴやポスター、告知、招待状、広告、及びそれらに類似する文書やイラストに使用される予定だ。大統領府報道局が行った発表によると、100周年を記念するために用意されたロゴやコーポレートアイデンティティ、イベントプログラム、そしてその他告知文書については”yuzuncuyil.gov.tr”のサイトに掲載されているという。
解放戦線が始まった1919年5月19日から100周年を迎えるにあたり、今年一年を通してサムスンを始めとするトルコ全土で青少年やスポーツ、及び文化的イベントが開催される予定だ。これらのイベントは青年スポーツ省や文化観光省、大統領府報道局協同のもとで実施される。
年間を通じて開催されるすべての青少年やスポーツ、文化的イベントに関するロゴやポスター、告知、招待状、広告、そしてその他類似する文書やイラスト等は、100周年を記念して作成されたコーポレートアイデンティティに則って使用される。今回発表された100周年のロゴは、青年スポーツ省や文化観光省、サムスン県知事府を始めとするすべての関連公共機関や組織によって、今年1年間は全公式文書に掲載される。
■「トルコ全土でイベントは開催される見込み」
1919年5月19日は、ムスタファ・ケマル・アタテュルクが5月16日にイスタンブルを出発し同月19日にサムスンへ到達したことで始まる解放戦線の試金石の一つであり、その1919年5月19日から100周年を記念して2019年はサムスンを始めとするトルコ全土で青少年やスポーツ、文化的イベントが開催される予定だ。得られた情報によると、100周年記念関連イベントは年間を通してイスタンブルやサムスン、アマスヤ、エルズルム、スィヴァス、及びアンカラといった各地を始めとするトルコ全土で開催されるという。
100周年記念の範疇で実施されるスポーツイベントは青年スポーツ省によって、そして文化的、芸術的、観光、及びプロモーション分野で行われるイベントは文化観光省によって計画され実施される。その他のイベントについては関連省庁や県知事府の協同のもとで行われる予定だ。100周年記念関連プロジェクトやイベントの費用は、関連省庁が負担する。イスタンブルやサムスン、アマスヤ、エルズルム、スィヴァス、及びアンカラで行われるイベントについては関連省庁の予算から申請可能で、協同の組織によって適切とみなされたスポンサーシップや支援調達契約を締結することもできる。
100周年記念事業として年間を通して開催されるイベントが最善の方法で実現されるために必要とされる様々な支援や援助、及び利便性については、全公共機関や組織によって遅滞なく進められることを最重要事項として実行される見込みだ。
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( 翻訳者:永山明子 )
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